デジタル大辞泉の解説

そうたいてき‐ひんこんりつ〔サウタイテキ‐〕【相対的貧困率】

ある国や地域の大多数よりも貧しい相対的貧困者の全人口に占める比率。→絶対的貧困率貧困率
[補説]OECD経済協力開発機構)では、等価可処分所得(世帯の可処分所得を世帯人数の平方根で割って算出)が全人口の中央値の半分未満の世帯員を相対的貧困者としている。相対的貧困率は、単純な購買力よりも国内の所得格差に注目する指標であるため、日本など比較的豊かな先進国でも高い割合が示される。平成24年(2012)の日本の貧困線は122万円、相対的貧困率は16.1パーセント(平成25年国民生活基礎調査より)。

 


バッシング?

NHKで放送したドキュメンタリーの内容から、バッシング騒動が起きているそうです。

国会議員がこの件に関しツィートしてましたが、個人的にはそういう事やめて欲しいと思うところです。

そんな訳で、そもそもの問題提議がよくわからない事になってます・・。


相対的貧困率?

恥ずかしながら、私もこの話題を見るまで知らなかったのですが、貧困にも「絶対的貧困」と「相対的貧困」の定義があるとの事。

今回のNHKのドキュメンタリーのテーマは「相対的貧困世帯の女子高生の姿」であった訳で、当初バッシングされた「スマホもあればライブに行ったり、エアコンもあるから貧困じゃない」という考え方=「絶対的貧困じゃないと貧困じゃない」という事ではない様です。

この相対的貧困問題は、(厚労省の資料等では数値の線引きの定義が表されてますが、現実的にわかりやすく言うと、「他の世帯の生活水準に対し、何かしら同じことを行うことができなくなる貧困」という事だと管理人的には理解しています。)、国としても把握しており、そもそも先のツイッターで反応した国会議員が言うような「奨学金があるから〜」というお話ではないのではと思うところ。

相対的貧困率等に関する調査分析結果(厚生労働省HPより)

貧困率よくある質問(厚生労働省HPより)

ここ数年、悪化しているのは事実の様ですし、相対的貧困の定義に従って計算し算出した相対的貧困率は、先進国の中でもかなり悪い・・。


以上のことから?

以前、某学校の先生から「6人に1人が給食費が本当に払えなくなってきているという統計がある」と聞いたことがありました。給食費は払えないけど修学旅行にはお金払うと言った話もありました。

他の人の反応としては、給食費払ってないんだから修学旅行に来るな!ということではなく、お金をどこに充てるか選択せざるを得ない家庭があることを理解することが大切なのかもしれません。

だからこそ、ツイッターした国会議員さんの言うことに違和感が感じるのは、「何かを節約すればパソコン買えるでしょ!」みたいな発言でした。

例えば、スマホをやめてパソコンを買う・・としましょう。これ、パソコンかスマホかの選択が変わっただけで本質的には何の解決にもなってないと思うのですが・・。

 

バッシングするのは女子高生の方ではなく、この様なバッシングが起きるような配慮の行き届いていない番組を放送をしたNHKと、この問題に真摯に学び対策をしていない国会議員ではないかと、ぼんやりと考えてます。

とにかく、顔まで出した女子高生を叩いたり、私生活を晒したりするのはやめてほしいと切に願うところです。

同時に、やっぱり、少しでもいいから勉強をしてから発言したり発信したりすることの大切さを痛感しました。

Benkun3改